イーロンマスクの買収によってツイッターは「X」という名前に代わり、有料プランの導入で今では目障りなインプ稼ぎが大量に沸いています。
そんな中、Xの代わりになる候補といわれているのが分散型SNSのBluesky(ブルースカイ)です。
そして、ブルースカイは以前まで招待コードがないとアカウントを作成できない招待制だったのですが、2月7日から誰もが作成できるようになりました。
今回はそんな分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」の登録方法やX(旧ツイッター)との違い、そしてユーザーハンドルネームの変更方法や、鍵垢のやり方などについて紹介していきたいと思います。
分散型SNS「Bluesky(ブルースカイ)」とは?
ブルースカイとは、2019年に発表された分散型SNSです。
ツイッターの共同創業者であるジャック・ドーシーさん達によって発案された新たなSNSとのことです。
簡単にいうとツイッターのようなものなのですが、違いをいうのであれば「分散型」ということです。
XなどのSNSには、中央集権的なサーバーが存在しているのですが、ブルースカイにはそのようなサーバーが存在していないようです。
Blueskyは分散型SNSを開発する新たなプロジェクトである。分散型SNSのため、中央集権的なサーバーが存在しないのが特徴。
引用元:Wikipedia
その代わり、ユーザーがそれぞれ独自のサーバーを持ち、ユーザー同士でデータを共有できるといいます。
また、分散型によってプライバシーやセキュリティーの面でも高い性能を誇っているようです。
機能面でのXとの違いについても見ていきましょう。
BlueskyとX(旧Twitter)の違いは?
ブルースカイとXの機能面での違いについてまとめている方がいたので紹介します。
この方のツイートによると、ブルースカイとXの違いは以下になります。
ブルースカイとXの違いまとめ
・通知の設定が効かない部分がある
・鍵垢は作れない
・RTの非表示は一括で行える
・自身の好きな単語のみでTL(タイムライン)を作成することができるフィードシステムが備わっている
・ネタバレなどを防ぐ伏字機能はない(Xではふせったーというプラグインを利用すれば可能)
・今のところ広告がない
・心なしか画質が良い
・固定ツイートはできない
・ハッシュタグにリンク機能がない
個人的には、自分の好きな単語のみでタイムラインを作成できる機能は素晴らしいと思います。
また、今後はわかりませんが、広告がないというのも、ストレスなく快適にSNSを楽しめるので、これもありがたい機能ですね。
機能面ではXよりも優れている感じがしますが、デメリットを上げるのであれば鍵垢が作れないのと、固定ツイートが出来ないことぐらいですね。
また、現在はXと比べて認知度が低いので投稿数もそこまで多くないように感じますが、今後盛り上がってきたらタイムラインも賑わって使いやすいSNSになるのではないでしょうか。
Bluesky(ブルースカイ)の登録方法
ブルースカイの登録方法について紹介します。
まずはお手元のスマートフォンなどでブルースカイと検索してダウンロードしてください。
ダウンロードしてブルースカイのアプリを開くと「新しいアカウントを作成」という画面が表示されるので、タップしてください。
すると以下のような画面になるのでメールアドレスの入力、パスワードの作成、生年月日を入力してください。
上記の項目を入力するとSMSの認証画面に切り替わるので、自身の国を選択し、電話番号を入力して「コードをリクエスト」を選択してください。
コードをリクエストすると、先ほど登録した電話番号あてにSMSの認証コードが届くので、入力して「次へ」をタップしてください。
そうするとユーザーハンドルを決める画面に切り替わります。
この「ユーザーハンドル」というのは、Xでいう「ユーザーID」になります。
ユーザーハンドルは後から変更することも出来るので、お好きなハンドルネームを入力してください。
ユーザーハンドルを入力して「次へ」をタップすると、ブルースカイの登録は完了となります。
Blueskyのブラウザ版(PC)は?
ブルースカイはAndroidやiOSだけでなく、Xと同様にブラウザ版もあるので、PC勢も利用できるSNSです。
ブラウザ版は以下からアクセスできます。
ユーザーハンドルの変更方法は?
ユーザーハンドルの変更方法についてもご紹介します。
まず初めにホーム画面を開いて左上の「横棒3本のマーク」をタップしてください。
タップすると以下のようなワイプが出てくるので、下までスクロールして「設定」をタップしてください。
すると設定の項目が色々と出てくるのですが、その中の「高度な設定」というカテゴリーから「ハンドルを変更」をタップしてください。
以下の画面でお好きなハンドルに変更することができます。
ハンドルを変更したら「保存」を押すと変更完了となります。
ハンドルを独自ドメインに変更する方法も
ウェブサイトやブログを独自ドメインで運営している方は、ハンドルを独自ドメインに変更することができます。
手順としては、先ほど説明したハンドル変更画面まで移動し「自分のドメインを持っています」をタップしてください。
タップすると以下の画面に切り替わります。
画面が切り替わったら「使用するドメインを入力してください」という項目があるので、自身が所有している独自ドメインを入力してください。
入力したら次に、上記の画像に表示されている「DNSレコード」を自身が所有している独自ドメインの管理サーバーに追加してください。
管理サーバーへの追加方法は、ドメインを管理しているサーバーによって違うので各自で調べることをおすすめします。
筆者は「シン・レンタルサーバー」でドメインを管理しているので、サーバーパネルのDNSレコード設定から追加することができます。
ホスト名には「_atproto」、種別は「TXT」、そして内容にはValueに記載されているDNSコードを入力してください。
そして「確認画面へ進む」をクリックして、追加が完了したら先ほどのブルースカイの画面に戻り「Verify DNS Record 」をタップしたら完了です。
緑の枠で「ドメインを確認しました!」と表示されたら無事完了となります。
鍵アカにする方法は?
ブルースカイでは現時点で鍵アカ(非公開アカウント)にすることはできないようです。
しかし、招待制が終了して一般ユーザーも参加できるようになったので、今後鍵アカ機能が追加される可能性は考えられますが、運営が意図的に鍵アカ機能を追加していない場合もあるので、現時点ではどうなるかわかりません。
ブルースカイのユーザーも増えているみたいなので、需要が高まれば非公開アカウント機能も追加されるのではないでしょうか。
まとめ
今回はX(旧ツイッター)の代わりになるともいわれているブルースカイ(Bluesky)の登録方法などについてまとめてみました。
今のところ広告もなく、TLも自分の好きな単語のみで作成できるので、Xよりもストレスなく快適にSNSライフを楽しめると思います。
しかし、まだXと比べるとユーザー数は少ないので、今後人口が増えて利用者が多くなることを期待しています。
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